2026年10月2日 / 最終更新日時 : 2026年10月2日 vicFuji_ws_h31 シネマティックな人々 町の思い出を永遠にとどめたい 「かぶと島が浮く日」企画・プロデューサー・主演の松林慎司 惜しまれつつ消えてゆくものと、いつまでも変わらないもの。そんなふるさとの重層的な姿を映画という作品の中に残したいとの思いで、一人の役者が立ち上がった。山口県岩国市出身の松林慎司(50)が企画、プロデュースを務めた「かぶ […]
2026年8月26日 / 最終更新日時 : 2026年8月26日 vicFuji_ws_h31 シネマティックな人々 ごく私的な映像で問いかける心身と食 「まさゆめ」吉開菜央監督 個人的な出来事と、禅寺での修行と、身体を「肉袋」と捉える視点と、それらを映像作品として織り上げたら、貫いていたのは「食」だった。ダンサーとしても活動する映像作家の吉開菜央監督(38)が自らの出演で完成させた最新作「まさ […]
2026年3月27日 / 最終更新日時 : 2026年3月28日 vicFuji_ws_h31 シネマティックな人々 難病の子を授かった友人家族の幸せを撮る 「ライフテープ」安楽涼監督 初めてのドキュメンタリー映画は、小学校のころからの親友の家族を、カメラを通して見つめるというものだった。これまで友人たちとの経験を基に自らの出演でフィクションを紡いできた安楽涼監督(34)はある日、自作にも出てくれてい […]
2025年1月24日 / 最終更新日時 : 2025年1月24日 vicFuji_ws_h31 シネマティックな人々 ありのままの自分を受け入れる 「雪子a.k.a.」草場尚也監督 ラップと教育と自己受容。何か三題噺のお題のようだが、この3つの要素を絶妙に絡み合わせて初の劇場用映画を作り上げた。アルゼンチンやインドネシアなど、世界各地の映画祭で評判を呼んでいる「雪子a.k.a.」を手がけた草場尚也 […]
2024年12月6日 / 最終更新日時 : 2024年12月16日 vicFuji_ws_h31 シネマティックな人々 観客と作り手の対話を即興で捉える 「愛の茶番」江本純子監督 一般的にイメージする映画の概念をはるかに超越しているのは間違いない。劇団「毛皮族」など演劇を中心に活動する江本純子監督(45)の長編第2作「愛の茶番」は、観客と作り手の境界を取っ払って、即興性に貫かれている革命的な作品 […]
2024年8月2日 / 最終更新日時 : 2024年8月2日 vicFuji_ws_h31 シネマティックな人々 目に見えないものを見つめ直す 「ヴァタ~箱あるいは体~」亀井岳監督 マダガスカルと聞いてぱっと思い浮かぶのは、バオバブの木とワオキツネザルくらいだろうか。そんな日本とは縁遠いアフリカ南東沖に浮かぶ島国で、長編映画を2本も撮り上げた日本人監督がいる。しかもドキュメンタリーの要素を含んだ前 […]
2024年5月17日 / 最終更新日時 : 2024年5月17日 vicFuji_ws_h31 シネマティックな人々 テーマを絞らず、間口を広く 「渇愛の果て、」有田あん監督 初めての長編監督作で挑んだのは、白黒つけることのできない繊細な題材だった。「渇愛の果て、」は、劇団主宰者として作、演出、役者をこなす有田あん監督(36)が、自らの脚本、主演で家族と友情を見つめた意欲作だ。出生前診断や障 […]
2024年4月26日 / 最終更新日時 : 2024年4月26日 vicFuji_ws_h31 シネマティックな人々 三者三様の視点でそれぞれの葛藤に迫る 「正義の行方」木寺一孝監督 2時間半を超すドキュメンタリーながら、息をもつかせぬ緊迫感にあふれている。「正義の行方」は、32年前に福岡県で起きた女児誘拐殺人事件について、元警察官、弁護団、新聞記者の三者三様の視点でそれぞれの葛藤に迫った意欲作だ。 […]
2024年2月10日 / 最終更新日時 : 2024年2月10日 vicFuji_ws_h31 シネマティックな人々 政治を超える愛の力を信じたい 「Firebird ファイアバード」ペーテル・レバネ監督 バルト三国で最も北に位置するエストニアは、かつてソ連に占領されていた時代は自由を制限され、もちろん同性愛は認められていなかった。そんな1970年代のエストニアを舞台に、ソ連軍基地で兵役に就く若者とパイロット将校との愛と […]
2023年11月3日 / 最終更新日時 : 2023年11月3日 vicFuji_ws_h31 シネマティックな人々 日記を書くみたいに映画を撮る 「二人静か」坂本礼監督 かつての撮影所システムが崩壊し、大学や専門学校での映画教育がまだ充実していなかった時代、ピンク映画の現場が一番の学校だった。現在の日本映画を支える多くの名匠、巨匠がそこから巣立っていったが、その最後の世代とも言える「ピ […]