2022年1月18日 / 最終更新日時 : 2022年1月18日 vicFuji_ws_h31 スクリーンとともに 街づくりに必要不可欠な存在に 下北沢にミニシアター「K2」オープン キーワードは「街のみんなの共有地」――。再開発が進む東京都世田谷区の下北沢駅前に、新たに映画館「シモキタ-エキマエ-シネマ K2」が誕生する。71席の劇場が1スクリーンだけというこぢんまりとしたミニシアターだが、地元商 […]
2022年1月14日 / 最終更新日時 : 2022年1月18日 vicFuji_ws_h31 シネマティックな人々 文化の違いを乗り越える映画の力 「安魂」日向寺太郎監督 原作は中国の小説で、全編中国で撮影し、出演者もほぼ中国人。そんな現場に果敢に飛び込んだ。文化も言葉も異なる中で意外な壁にぶち当たったりもしたが、完成した今になって思い返すと、つらかった日々も楽しい記憶になる、と日中合作 […]
2022年1月13日 / 最終更新日時 : 2022年9月2日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第138夜「クライ・マッチョ」クリント・イーストウッド監督 もう映画をシニア料金で鑑賞できる年齢になってしまったが、テレビシリーズの「ローハイド」(1959~65)はリアルタイムで見ていないし、「続・夕陽のガンマン」(1966年、セルジオ・レオーネ監督)や「ダーティハリー」(1 […]
2022年1月7日 / 最終更新日時 : 2022年9月2日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第137夜「春原さんのうた」杉田協士監督 杉田協士監督作品に初めて触れたのは、2017年3月の第9回ちば映画祭でのことだ。「100円の傘を通してこの街の看板すべてぼんやり光る」という40分の短編で、短歌を原作に映画化するとはなかなか面白い試みだなというのが正直 […]
2022年1月6日 / 最終更新日時 : 2022年1月18日 vicFuji_ws_h31 シネマティックな人々 閉塞感の中で生きる若者へのエール 「エッシャー通りの赤いポスト」園子温監督 そもそもは劇場公開などという大それたことは考えず、身内だけの上映でいいくらいの気持ちで始めた企画だった。園子温監督(60)がワークショップに参加した役者51人と作り上げた「エッシャー通りの赤いポスト」が、好調な出足を見 […]
2021年12月24日 / 最終更新日時 : 2022年9月2日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第136夜「エッシャー通りの赤いポスト」園子温監督 ついこの10月にハリウッド進出作の「プリズナーズ・オブ・ゴーストランド」が劇場公開されたばかりの園子温監督だが、今度はまた何とも手づくり感にあふれた対照的な作品がやってくる。撮影はこっちの「エッシャー通りの赤いポスト」 […]
2021年12月16日 / 最終更新日時 : 2022年9月2日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第135夜「偶然と想像」濱口竜介監督 今年2021年の日本映画界を代表する人物と言えば、濱口竜介監督で決まりだろう。2月のベルリン国際映画祭で短編集の「偶然と想像」が銀熊賞の審査員グランプリに輝いたかと思ったら、7月に延期されたカンヌ国際映画祭では、村上春 […]
2021年12月9日 / 最終更新日時 : 2022年9月2日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第134夜「ラストナイト・イン・ソーホー」エドガー・ライト監督 映画監督には2つのタイプがあると思う。全く映画を見てこないで映画作家になったケースと、小さいころから映画を見まくって作り手に憧れていたというパターンだ。 どちらがいい悪いという話ではないが、イギリス出身のエドガー・ラ […]
2021年12月3日 / 最終更新日時 : 2022年9月2日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第133夜「クナシリ」ウラジーミル・コズロフ監督 ロシアが実効支配する北方領土には、一度だけ行ったことがある。産経新聞札幌支局に赴任した直後の2010年9月、ビザなし交流訪問の同行取材のくじ引きに当たり、北方領土の中でも最大、最北の島、択捉島を訪れた。3泊4日の旅程だ […]
2021年11月25日 / 最終更新日時 : 2022年9月2日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第132夜「ディア・エヴァン・ハンセン」スティーヴン・チョボスキー監督 一口にミュージカル映画と言ってもいろんなタイプの作品がある。ブロードウェイやウエストエンドの舞台の映画化もあれば、映画オリジナルで作られたものもあるし、歌だけで全くせりふがなかったり、歌よりもダンスに主眼が置かれていた […]