2025年11月27日 / 最終更新日時 : 2025年11月27日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第315夜「佐藤さんと佐藤さん」天野千尋監督 2020年12月に「ミセス・ノイズィ」(2019年)が公開されてから5年、これほど次回作との出合いを楽しみにしていた監督もそうはいない。何しろ前作は構造といい、社会性といい、役者の演技といい、驚くような発見が目いっぱい […]
2025年11月20日 / 最終更新日時 : 2025年11月20日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第314夜「TOKYOタクシー」山田洋次監督 何だかんだで山田洋次監督の撮影現場には結構、足を運んでいる。残念ながら「男はつらいよ」シリーズは一度も取材のチャンスに恵まれなかったが、1996年に逝去した渥美清の追悼の意味を込めて、その年末に急遽公開された「虹をつか […]
2025年11月13日 / 最終更新日時 : 2025年11月13日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第313夜「港のひかり」藤井道人監督 藤井道人監督と言えば、人間の本質に迫る深遠なテーマをモチーフに、極端に薄暗い照明や真横や斜めのカットなど、かなり大胆な絵づくりで表現する映画作家だなと思っている。個人的にはその異次元の融合がツボにはまって、絶対に見逃す […]
2025年11月11日 / 最終更新日時 : 2025年11月11日 vicFuji_ws_h31 映画祭報告 女性映画の視点と使命 第38回東京国際映画祭を振り返って 第38回東京国際映画祭が2025年11月5日に閉幕した。世界中から集まった多様な映画と触れ合うせっかくの機会だったが、今回は多忙にかまけてわずか4作品の視聴にとどまった。来日映画人との交流、取材も、事前申し込みなど制約 […]
2025年11月6日 / 最終更新日時 : 2025年11月6日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第312夜「旅と日々」三宅唱監督 漫画は詳しい方ではないし、映画化された作品も原作の漫画を意識したことはほとんどないんだけど、つげ義春は別格というか、まず何よりも原作者の名前が先に出てくるほど、どれも強いインパクトを与えている気がする。ざっと思い浮かべ […]
2025年10月30日 / 最終更新日時 : 2025年10月30日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第311夜「てっぺんの向こうにあなたがいる」阪本順治監督 阪本順治監督という人は、本当に振れ幅の大きい映画作家だなと思う。若者に熱狂的な支持を受けた「どついたるねん」(1989年)でデビューして以降、バイオレンスにコメディー、社会派と対象は幅広くても、どれもとんがった作品を世 […]
2025年10月23日 / 最終更新日時 : 2025年10月23日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第310夜「ハード・トゥルース 母の日に願うこと」マイク・リー監督 イギリスの至宝、マイク・リー監督には、インタビュー取材をした映画人の中でも特に強く印象に残っている。お会いしたのは1994年6月、前年のカンヌ国際映画祭で監督賞を獲得した「ネイキッド」(1993年)の日本公開を前に来日 […]
2025年10月16日 / 最終更新日時 : 2025年10月16日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第309夜「ストロベリームーン 余命半年の恋」酒井麻衣監督 原作が10代の間で「令和イチ泣ける」と反響を巻き起こした小説で、しかも副題に「余命半年の恋」なんてついているくらいだから、まあ本当なら60歳を過ぎたおっさんが楽しむような映画じゃないのかもしれない。でもNHK朝ドラの「 […]
2025年10月9日 / 最終更新日時 : 2025年10月17日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第308夜「グランドツアー」ミゲル・ゴメス監督 ポルトガル出身のミゲル・ゴメス監督のことは、これまで寡聞にして知らなかった。今度の新作もどんな作品なのか全く予備知識がなかったが、昨年2024年のカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞しているという興味だけで試写会に足を運んだ […]
2025年10月2日 / 最終更新日時 : 2025年10月2日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第307夜「ワン・バトル・アフター・アナザー」ポール・トーマス・アンダーソン監督 PTAことポール・トーマス・アンダーソン監督には、いつもいい意味で裏切られ続けてきた。最初の出合いは米ロサンゼルスに留学中、センチュリーシティのシネコンで見た「ブギ―ナイツ」(1997年)だった。映画を思い思いのスタイ […]