2024年11月14日 / 最終更新日時 : 2024年11月14日 vicFuji_ws_h31 映画祭報告 全コンペ作品踏破にトークセッション、シンポジウム… 第37回東京国際映画祭を振り返る 久しぶりにどっぷりと映画に浸った10日間だった。第37回東京国際映画祭が2024年11月6日(水)、コンペティション部門の最高賞に当たる東京グランプリに日本映画の「敵」を選出して閉幕した。全部で208本の映画が上映され […]
2024年11月7日 / 最終更新日時 : 2024年11月7日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第268夜「ルート29」森井勇佑監督 第37回東京国際映画祭が閉幕した。今年は久方ぶりにコンペティション部門の全15作品を鑑賞したほか、新設のウィメンズ・エンパワーメント部門のシンポジウムや、昨年から実施されているエシカル・フィルム賞のトークセッションに参 […]
2024年11月3日 / 最終更新日時 : 2024年11月3日 vicFuji_ws_h31 ウィズスクリーン通信 明日もまた生きたいと思える舞台に 宮本なつ主宰のchipokke第1回公演「更地」 よく、映画は監督のもの、演劇は役者のもの、と言われる。撮影が終わると、後は監督の裁量で編集が施される映画に対して、演劇は舞台の幕が開いたら演出家は何も口出しができない。主に映画の分野で活躍してきた俳優、宮本なつ(40) […]
2024年10月17日 / 最終更新日時 : 2024年10月17日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第267夜「国境ナイトクルージング」アンソニー・チェン監督 今年2024年で25回目の開催となる「東京フィルメックス」には、アジアを中心とした刺激的な新作を紹介する上映プログラムのほかに、若手映画人に映画を学ぶ機会を提供する「タレンツ・トーキョー」という貴重な提携企画がある。ア […]
2024年10月10日 / 最終更新日時 : 2024年10月10日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第266夜「若き見知らぬ者たち」内山拓也監督 またまた思いっきり悩ましい、でもぜひとも取り上げておきたい映画と出くわしてしまった。恐らく何の前知識もなく見るからこそ得られる感動と衝撃がめちゃくちゃ強烈な作品で、よくぞこんな構成と語り口を思いついたもんだと感心すると […]
2024年10月3日 / 最終更新日時 : 2024年10月3日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第265夜「シビル・ウォー アメリカ最後の日」アレックス・ガーランド監督 一度、戦場に赴いたことがある。と言っても国家間の戦争ではなく、1989年12月にフィリピンで起きたクーデター未遂の取材だった。マニラに飛んで3日後くらいにはあっさりと鎮圧されたのだが、高級ホテルが立ち並ぶ市内中心部で政 […]
2024年9月26日 / 最終更新日時 : 2024年9月26日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第264夜「Cloud クラウド」黒沢清監督 黒沢清監督とは不思議と縁がある。愛読誌だった「シティロード」で映画評を連載していた洞口依子のファンで、彼女が主演する「ドレミファ娘の血は騒ぐ」(1985年)を遠くの名画座まで見にいったのが初黒沢体験だったが、1996年 […]
2024年9月23日 / 最終更新日時 : 2024年9月23日 vicFuji_ws_h31 映画祭報告 映画に対する情熱と愛に貫かれた作品たち 第46回ぴあフィルムフェスティバルが閉幕 「皆さんはすごい才能を持っている方々なので、ぜひ映画を作り続けてほしい。作り続けてもしプロになったとしても、それはそれで苦しいことはいっぱいあると思う。でもやってよかった、映画監督になって幸せだな、と思う瞬間は必ずありま […]
2024年9月19日 / 最終更新日時 : 2024年9月19日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第263夜「ぼくが生きてる、ふたつの世界」呉美保監督 コーダ(CODA)という言葉は、映画の「コーダ あいのうた」(2021年、シアン・ヘダー監督)で初めて知った。Children of Deaf Adults(聴覚に障害のある親を持つ子)の略で、家族の耳代わりになって自 […]
2024年9月12日 / 最終更新日時 : 2024年9月12日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第262夜「ぼくのお日さま」奥山大史監督 実を言うと、フィギュアスケートという競技はそんなに好きではない。そもそも採点の基準がよくわからない上に、最近は3回転半やら4回転やらジャンプの難易度ばかりが取り沙汰されて、ミスしなかったかどうかで結果が左右される。解説 […]