2020年4月3日 / 最終更新日時 : 2021年3月11日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第54夜「ようこそ、革命シネマへ」スハイブ・ガスメルバリ監督 映画を見る楽しみの一つに、世界のさまざまな土地のお国柄や風景を知ることができるということがある。北アフリカのスーダンという国は、恐らく今後も行くことはないだろうけど、この「ようこそ、革命シネマへ」というドキュメンタリー […]
2020年3月29日 / 最終更新日時 : 2020年3月30日 vicFuji_ws_h31 ウィズスクリーン通信 バカなドキュメンタリーを気軽に 松本卓也監督「男たちの馬歌~海底に沈む絶えの島変~」を無料配信 バキュメント映画で陰鬱な気分を吹き飛ばそう! 「サーチン・フォー・マイ・フューチャー」(2016年)、「ミスムーンライト」(2017年)など、ゲリラ的な作風で知られる松本卓也監督の2008年作品「男たちの馬歌~海底に沈 […]
2020年3月26日 / 最終更新日時 : 2021年3月11日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第53夜「世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ」エミール・クストリッツァ監督 旧ユーゴスラビア出身のエミール・クストリッツァ監督は、一度は会ってみたい世界の映画人の筆頭だ。独特の色彩感覚と土着的な音楽に彩られた無秩序な映像世界にはいつも陶然とさせられていて、いったいどうやってこの混沌を創出してい […]
2020年3月19日 / 最終更新日時 : 2021年3月31日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第52夜「人間の時間」キム・ギドク監督 ポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」のアカデミー賞受賞で、韓国映画の底力が改めて注目されているが、韓国映画と一口に言ってもさまざまな作品が存在する。甘ったるい恋愛ものもあれば、滑稽なコメディーもあるし、歴史も […]
2020年3月13日 / 最終更新日時 : 2021年3月11日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第51夜「コロンバス」コゴナダ監督 アメリカ映画と聞くと、どうしてもハリウッド製の派手な大作映画を思い浮かべてしまうが、しっとりとしたアート作品もたくさん作られている。この「コロンバス」も、そんなふうに表面上は実に穏やかな映画なのだが、登場人物はかなり激 […]
2020年3月6日 / 最終更新日時 : 2022年2月7日 vicFuji_ws_h31 シネマティックな人々 5年にわたってニュースの最前線を取材 「わたしは分断を許さない」の堀潤監督 元NHKのアナウンサーで、現在はジャーナリストとして活躍する堀潤さん(42)が映画を撮った。「わたしは分断を許さない」(3月7日公開)というドキュメンタリーで、香港のデモ隊やガザ地区のパレスチナ難民、さらには平壌での日 […]
2020年3月5日 / 最終更新日時 : 2021年3月11日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第50夜「サクリファイス」壷井濯監督 かつて1980年前後、映画学校でもないのに綺羅星のごとく若い才能ある映画人が出現した大学がある。立教大学だ。後に東大総長を務める映画評論家、蓮實重彦の授業「映画表現論」に刺激を受けて多くの学生が映画の道を志し、その中か […]
2020年2月27日 / 最終更新日時 : 2021年3月11日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第49夜「ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ」ビー・ガン監督 ワンカット長回しというと、普通はカットを割らずにカメラを回し続けて撮影することを指すが、最近はデジタル技術の進化で、あたかも長回しで撮影されたように編集で見せることが可能になった。今年のアカデミー賞で撮影賞などを受賞し […]
2020年2月22日 / 最終更新日時 : 2020年2月23日 vicFuji_ws_h31 ウィズスクリーン通信 見世物の世界から高い文化性に 銀座で「モダン東京と映画館」クロストーク かつて映画館は、こんなにも豊かな空間だった。国立映画アーカイブの所蔵資料を東京・銀座の地下コンコースで展示する企画「モダン東京と映画館 シネマの街 銀座・丸の内・日比谷」の一環として2月22日、Ginza Sony P […]
2020年2月21日 / 最終更新日時 : 2021年3月11日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第48夜「うたのはじまり」河合宏樹監督 「うたのはじまり」とはまた大仰なタイトルだが、確かにこのドキュメンタリー映画にはまさに歌が生まれる瞬間が映っている。音楽というものが持つ不思議な力に改めて驚かされると同時に、人間の無限の可能性をまざまざと見せつけられた気 […]