2022年9月8日 / 最終更新日時 : 2022年9月8日 vicFuji_ws_h31 ウィズスクリーン通信 わからないけど何かすごい映画との邂逅 10日から第44回ぴあフィルムフェスティバル コロナ禍で映画づくりに挑む人が増えた――。今年で44回目を迎える自主映画の祭典「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」が9月10日(土)、東京・京橋の国立映画アーカイブで開幕する。グランプリを競うコンペティション部門の […]
2022年9月2日 / 最終更新日時 : 2022年9月2日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第170夜「オルガの翼」エリ・グラップ監督 ウクライナの映画というだけで、何だか胸が締めつけられる思いがする。ましてやロシアのウクライナ侵攻にもつながっている出来事がモチーフだと聞くと、何としても見ておかなければならないという気になるが、驚いたのは決して社会性だ […]
2022年8月25日 / 最終更新日時 : 2022年9月2日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第169夜「サハラのカフェのマリカ」ハッセン・フェルハーニ監督 一口にドキュメンタリー映画と言っても、本当にいろんなタイプがある。記録映像を駆使したものもあれば、インタビューでつないでいくもの、政治や社会を告発するものと、実に多種多様だ。フィクションとの境界が曖昧なものも多いが、北 […]
2022年8月19日 / 最終更新日時 : 2022年9月2日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第168夜「みんなのヴァカンス」ギヨーム・ブラック監督 フランスのコメディー映画は当たらない。そんな定説があるらしいと知ったのは、もう20年以上も前のことだ。教えてくれた配給会社は、未開の地からパリに出てきた少年が主人公の作品を宣伝するに当たり、笑いの要素をなるべく背後に隠 […]
2022年8月10日 / 最終更新日時 : 2022年9月2日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第167夜「ぜんぶ、ボクのせい」松本優作監督 序盤はそれほどでもないのに、途中から急に生き生きときらめいてくる作品に出合うことがある。当方が生涯ベストワンだと思っているジャック・リヴェット監督の「セリーヌとジュリーは舟でゆく」(1974年)なんて、初めて見たときは […]
2022年8月5日 / 最終更新日時 : 2022年9月2日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第166夜「とら男」村山和也監督 本人が自分自身を演じる、などと言うと、テレビのバラエティー番組の再現フィルムを思い浮かべる人も多いかもしれない。素人のちょっとした小芝居といったイメージがあるが、中には国際的な映画祭で注目を浴びるほどの映画になっている […]
2022年7月28日 / 最終更新日時 : 2022年9月2日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第165夜「霧幻鉄道 只見線を300日撮る男」安孫子亘監督 福島県の奥会津には、ちょっとした縁がある。夕刊フジに入社して間もなくの35年ほど前、先輩記者の取材がきっかけで、若手連中で連れ立ってしばしば只見町を訪れていた。スキーだったりテニスだったり、まあ遊びが目的だったんだけど […]
2022年7月21日 / 最終更新日時 : 2022年9月2日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第164夜「島守の塔」五十嵐匠監督 そう言えば、以前は洋画に負けず劣らず、日本映画でも戦争を描いた作品がもっと頻繁に作られていたような気がする。今でも夏になると先の大戦をテーマにした映画が上映されはするものの、どちらかというとドキュメンタリーが中心で、娯 […]
2022年7月14日 / 最終更新日時 : 2022年9月2日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第163夜「キャメラを止めるな!」ミシェル・アザナヴィシウス監督 日本映画が海外でリメイクされるというのは、黒澤明監督の「七人の侍」(1954年)を翻案した「荒野の七人」(1960年、ジョン・スタージェス監督)をはじめ、それほど珍しいことではないが、これはかなりの快挙だろう。何しろワ […]
2022年7月7日 / 最終更新日時 : 2022年9月2日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第162夜「X エックス」タイ・ウェスト監督 どうにもホラー映画が苦手だ。映画について書いている以上、どんなジャンルの作品も分け隔てなく見るべきだと頭では理解しているものの、どうやら恐怖を楽しむ精神構造にはなっていないらしい。 特に1990年代にブームとなったい […]