2020年11月5日 / 最終更新日時 : 2021年3月11日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第79夜「おらおらでひとりいぐも」沖田修一監督 ミニシアター党としては、どうしてもオリジナルストーリーを貫く映画作家に肩入れしたくなるんだけど、原作ものでも優れた作品はいっぱいある。この「おらおらでひとりいぐも」は、芥川賞を受賞した若竹千佐子のベストセラー小説を原作 […]
2020年10月29日 / 最終更新日時 : 2021年3月11日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第78夜「パピチャ 未来へのランウェイ」ムニア・メドゥール監督 あまりなじみのない国の映画は、それだけで出合いの喜びがある。ましてやそれが予想外に刺激的でスタイリッシュだったと来た日には、もう黙ってはいられないよね。 「パピチャ 未来へのランウェイ」は、フランス、アルジェリア、ベル […]
2020年10月22日 / 最終更新日時 : 2021年3月11日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第77夜「彼女は夢で踊る」時川英之監督 「彼女は夢で踊る」のことは当初、4月9日(木)に書くつもりだった。東京での公開初日は4月10日(金)と決まっていて、宣伝会社に場面写真の依頼までしたのだが、そのタイミングで公開が延期になった。新型コロナウイルスの感染防止 […]
2020年10月15日 / 最終更新日時 : 2021年3月11日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第76夜「スパイの妻〈劇場版〉」黒沢清監督 映画祭が徐々に通常に戻りつつある。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、例年5月に開かれていたフランスのカンヌ国際映画祭が中止に追い込まれるなど、自粛が続いていたが、8月ごろから開催に踏み切る映画祭がぽつぽつと出現。東京 […]
2020年10月9日 / 最終更新日時 : 2020年10月9日 vicFuji_ws_h31 ウィズスクリーン通信 アイヌ文化をフェアな目線で 「アイヌモシㇼ」日本外国特派員協会で会見 意識したのは、アイヌの役はアイヌの人々が演じるということ。現代に生きるアイヌ文化をテーマにした映画「アイヌモシㇼ」が10月17日から公開されるのを前に、東京・丸の内の日本外国特派員協会で8日、試写会と記者会見が開かれ、 […]
2020年10月8日 / 最終更新日時 : 2021年3月11日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第75夜「本気のしるし 劇場版」深田晃司監督 数ある映画祭の中でも、毎年5月に開かれるフランスのカンヌ国際映画祭は別格だと言われる。出品作品や来場ゲストの数、それに映画を見に世界中からやってくる人もけた外れに多いが、それ以上に誰もがおいそれとは参加できない敷居の高 […]
2020年10月4日 / 最終更新日時 : 2020年10月4日 vicFuji_ws_h31 映画祭報告 映画を映画として見せる SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2020が閉幕 オンラインでも映画祭の神髄は変わらず――。新型コロナウィルスの影響で、スクリーンでの上映を断念し、オンライン配信での開催となったSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2020が、10月4日(日)に閉幕した。17回目となった今 […]
2020年10月2日 / 最終更新日時 : 2021年3月11日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第74夜「建築と時間と妹島和世」ホンマタカシ監督 新型コロナウィルスの感染拡大で改めて浮き彫りになったのが、ミニシアターという日本独特の映画文化の重要性だった。国からの援助がほとんどないにもかかわらず、全国各地に小規模な映画館がいくつも存在し、国際映画祭で評価された異 […]
2020年9月25日 / 最終更新日時 : 2020年9月25日 vicFuji_ws_h31 映画祭報告 大いなるきっかけを持ち帰って PFFアワード2020グランプリ作品は「へんしんっ!」 コロナ禍による入場制限でも、映画にかける若者の熱気は充満していた。9月12日に開幕した自主映画の祭典、第42回ぴあフェスティバルのコンペティション部門「PFFアワード2020」の各賞が決定し、25日に映画祭会場の国立映 […]
2020年9月24日 / 最終更新日時 : 2021年3月11日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第73夜「ミッドナイトスワン」内田英治監督 内田英治監督にインタビュー取材をしたのは、今から6年前の2014年、彼が43歳のときだった。英ロンドンのレインダンス映画祭やベルギーのブリュッセル国際ファンタスティック映画祭などに出品された「グレイトフルデッド」の公開 […]