2020年12月24日 / 最終更新日時 : 2021年3月11日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第86夜「香港画」堀井威久麿監督 ときどき、映画とは何ぞや、と考えることがある。以前は単純に、映画館でかかるのが映画だと思っていた。1990年代、東映Vシネマをはじめとしたオリジナルビデオ(OV)作品が大量に世に出てきたときも、あれは映画館で上映されな […]
2020年12月19日 / 最終更新日時 : 2020年12月19日 vicFuji_ws_h31 ウィズスクリーン通信 コロナ禍に負けず連携を! 全国コミュニティシネマ会議2020開催 危機を好機ととらえて、多様な価値観を発信し続ける―。ミニシアターを中心とした映画上映者の団体、コミュニティシネマセンターが主催する「全国コミュニティシネマ会議2020」が12月16日、東京・渋谷のユーロライブで開かれた […]
2020年12月17日 / 最終更新日時 : 2021年3月11日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第85夜「私をくいとめて」大九明子監督 大九明子監督作品は一度、撮影現場を取材したことがある。と言っても長編映画ではない。2018年にキネカ大森という映画館がリニューアルするのに合わせて、映画上映前に流す2~3分の先付映像を6話分、作ることになり、その第1弾 […]
2020年12月10日 / 最終更新日時 : 2021年3月11日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第84夜「ハッピー・オールド・イヤー」ナワポン・タムロンラタナリット監督 タイ映画というと、「マッハ!」シリーズのようなアクション映画か、アピチャッポン・ウィーラセタクン監督に代表されるアートに振れた作品か、といったイメージが強い。だが当然のようにいろんな映画が作られていて、2018年に公開 […]
2020年12月3日 / 最終更新日時 : 2021年3月11日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第83夜「ミセス・ノイズィ」天野千尋監督 映画の記事で悩ましいのは、いったいどこまで映画の内容に言及していいかということだ。あまりネタバレになるようなあらすじは書くべきではないし、とは言うもののストーリーに全く触れないわけにもいかない。 前に深夜テレビで、翌 […]
2020年11月26日 / 最終更新日時 : 2021年3月11日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第82夜「アンダードッグ」武正晴監督 東京国際映画祭のオープニング作品といえば、かつてはハリウッド大作のワールドプレミアというのが定番で、大物ゲストが来日して華やかに幕を開けたものだった。米ロサンゼルスに留学中だったので目撃はしていないが、1997年の第1 […]
2020年11月19日 / 最終更新日時 : 2021年3月11日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第81夜「おろかもの」芳賀俊、鈴木祥監督 若手映画作家の登竜門としてすっかり評価を確立した田辺・弁慶映画祭に、一度だけ参加したことがある。武蔵坊弁慶のふるさととされる和歌山県南部の田辺市で毎年11月、3日間にわたって開かれるもので、2016年の第10回のときに […]
2020年11月13日 / 最終更新日時 : 2021年3月11日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第80夜「国葬」セルゲイ・ロズニツァ監督 一口にドキュメンタリー映画と言っても、その形態はさまざまだ。1人の人物に密着して撮影するものもあれば、たくさんの証言を集めることもあるし、何年もの間、定点観測をして作り上げる場合もある。 この「国葬」のようなドキュメ […]
2020年11月10日 / 最終更新日時 : 2020年11月10日 vicFuji_ws_h31 映画祭報告 コンペなしでも劇場体験を実現 第33回東京国際映画祭が閉幕 東京国際映画祭が11月9日、幕を閉じた。33回目を数えた今年は、新型コロナウイルスの影響で、来日ゲストなし、コンペティションなし、という異例ずくめだったが、大勢の観客を入れて大きなスクリーンで上映できたのは、まずは喜ば […]
2020年11月7日 / 最終更新日時 : 2020年11月7日 vicFuji_ws_h31 映画祭報告 最優秀作品賞はアゼルバイジャン作品 第21回東京フィルメックスが閉幕 どんな時代も映画は現代を描く――。刺激的な最新アジア映画をそろえた東京フィルメックスが11月7日(土)、閉幕した。第21回を数えた今年は、10月30日(金)から9日間にわたって開かれ、コンペティション部門の12本をはじ […]