2020年3月19日 / 最終更新日時 : 2021年3月31日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第52夜「人間の時間」キム・ギドク監督 ポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」のアカデミー賞受賞で、韓国映画の底力が改めて注目されているが、韓国映画と一口に言ってもさまざまな作品が存在する。甘ったるい恋愛ものもあれば、滑稽なコメディーもあるし、歴史も […]
2020年3月13日 / 最終更新日時 : 2021年3月11日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第51夜「コロンバス」コゴナダ監督 アメリカ映画と聞くと、どうしてもハリウッド製の派手な大作映画を思い浮かべてしまうが、しっとりとしたアート作品もたくさん作られている。この「コロンバス」も、そんなふうに表面上は実に穏やかな映画なのだが、登場人物はかなり激 […]
2020年3月6日 / 最終更新日時 : 2022年2月7日 vicFuji_ws_h31 シネマティックな人々 5年にわたってニュースの最前線を取材 「わたしは分断を許さない」の堀潤監督 元NHKのアナウンサーで、現在はジャーナリストとして活躍する堀潤さん(42)が映画を撮った。「わたしは分断を許さない」(3月7日公開)というドキュメンタリーで、香港のデモ隊やガザ地区のパレスチナ難民、さらには平壌での日 […]
2020年3月5日 / 最終更新日時 : 2021年3月11日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第50夜「サクリファイス」壷井濯監督 かつて1980年前後、映画学校でもないのに綺羅星のごとく若い才能ある映画人が出現した大学がある。立教大学だ。後に東大総長を務める映画評論家、蓮實重彦の授業「映画表現論」に刺激を受けて多くの学生が映画の道を志し、その中か […]
2020年2月27日 / 最終更新日時 : 2021年3月11日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第49夜「ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ」ビー・ガン監督 ワンカット長回しというと、普通はカットを割らずにカメラを回し続けて撮影することを指すが、最近はデジタル技術の進化で、あたかも長回しで撮影されたように編集で見せることが可能になった。今年のアカデミー賞で撮影賞などを受賞し […]
2020年2月22日 / 最終更新日時 : 2020年2月23日 vicFuji_ws_h31 ウィズスクリーン通信 見世物の世界から高い文化性に 銀座で「モダン東京と映画館」クロストーク かつて映画館は、こんなにも豊かな空間だった。国立映画アーカイブの所蔵資料を東京・銀座の地下コンコースで展示する企画「モダン東京と映画館 シネマの街 銀座・丸の内・日比谷」の一環として2月22日、Ginza Sony P […]
2020年2月21日 / 最終更新日時 : 2021年3月11日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第48夜「うたのはじまり」河合宏樹監督 「うたのはじまり」とはまた大仰なタイトルだが、確かにこのドキュメンタリー映画にはまさに歌が生まれる瞬間が映っている。音楽というものが持つ不思議な力に改めて驚かされると同時に、人間の無限の可能性をまざまざと見せつけられた気 […]
2020年2月20日 / 最終更新日時 : 2020年2月21日 vicFuji_ws_h31 ウィズスクリーン通信 自立生活センターの活動を広げるきっかけに 「インディペンデントリビング」参議院で試写会 障害者も健常者もすべての人が生きやすい社会を-。障害者を施設に閉じ込めるのではなく、自立した生活を促す自立生活センターの活動を取り上げたドキュメンタリー映画「インディペンデントリビング」(田中悠輝監督)の東京公開を前に […]
2020年2月13日 / 最終更新日時 : 2021年3月11日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第47夜「屋根裏の殺人鬼 フリッツ・ホンカ」ファティ・アキン監督 最近は4D上映と言って、座席が動いたり、風が吹いてきたりして、全身で楽しめるものも登場してきているが、映画は基本、視覚と聴覚で味わう芸術だ。作り手は、その限られた情報の中でさまざまな工夫を凝らし、観客の想像力をかき立て […]
2020年2月6日 / 最終更新日時 : 2021年3月11日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第46夜「37セカンズ」HIKARI監督 脳性麻痺で車いす生活を送る若い女性が主人公という社会性を帯びたテーマながら、思いっきりエンターテインメントの作品になっていて驚いた。それでいてストーリーも映像センスも極めて革新的で、さすがは2019年のベルリン国際映画 […]