2024年6月25日 / 最終更新日時 : 2024年6月25日 vicFuji_ws_h31 スクリーンとともに 多彩な文化の発信拠点が進化 Stranger(東京都墨田区) コロナ禍の真っただ中に誕生した東京東部で唯一のミニシアター、Stranger(東京都墨田区)が進化を遂げている。今年2024年の2月に運営組織が変わり、新たに20代の女性社長が就任。若い感性で多彩な仕掛けを次々と打ち出 […]
2024年6月20日 / 最終更新日時 : 2024年6月19日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第253夜「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」アレクサンダー・ペイン監督 そんなに難解な作品ではないし、物語だってちゃんと起伏に富んで大いに心が揺さぶられるのに、どうにも言葉にしづらいという映画がある。この「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」というアメリカ映画もまさにそういうタイプ […]
2024年6月13日 / 最終更新日時 : 2024年6月13日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第252夜「オールド・フォックス 11歳の選択」シャオ・ヤーチュエン監督 ありがたいことにいろんな映画会社から試写状を送ってもらっているが、中には完成披露試写会と銘打って大きな映画館で上映される場合がある。ハリウッド大作なんて、IMAXなど最先端の設備を備えた劇場でやってくれるんだけど、普段 […]
2024年6月6日 / 最終更新日時 : 2024年6月6日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第251夜「違国日記」瀬田なつき監督 瀬田なつき監督の作品には、ほんのちらっと出たことがある。東京・大森の映画館、キネカ大森が制作した先付ショートムービー「もぎりさん」シリーズの10話から12話を瀬田監督が担当していて、2019年の5月、撮影現場の取材がて […]
2024年5月30日 / 最終更新日時 : 2024年5月30日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第250夜「わたくしどもは。」富名哲也監督 地域に根差した映画というと、観光名所や名産品がばんばん登場するか、地元の人たちがいっぱい出演する素朴な味わいのものといった印象が強い。それはそれで決して悪くはないし、面白いものもあればつまらないのもあって1作1作で評価 […]
2024年5月23日 / 最終更新日時 : 2024年5月23日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第249夜「関心領域」ジョナサン・グレイザー監督 アカデミー賞の数あるカテゴリーの中でも素人がおいそれとは判断できない最たるものが音響賞ではないだろうか。以前は音響編集賞と録音賞に分かれていてもっとややこしかったが、一つになったとは言え、なじみが薄いのには変わりがない […]
2024年5月17日 / 最終更新日時 : 2024年5月17日 vicFuji_ws_h31 シネマティックな人々 テーマを絞らず、間口を広く 「渇愛の果て、」有田あん監督 初めての長編監督作で挑んだのは、白黒つけることのできない繊細な題材だった。「渇愛の果て、」は、劇団主宰者として作、演出、役者をこなす有田あん監督(36)が、自らの脚本、主演で家族と友情を見つめた意欲作だ。出生前診断や障 […]
2024年5月16日 / 最終更新日時 : 2024年5月16日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第248夜「碁盤斬り」白石和彌監督 白石和彌監督にインタビュー取材をしたのは2013年の9月だったから、今から11年前のことになる。「凶悪」(2013年)の公開を控えたころで、まだデビューしたての若手監督だったが、「今の日本映画は、エンターテインメントと […]
2024年5月9日 / 最終更新日時 : 2024年5月9日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第247夜「ブレインウォッシュ セックス-カメラ-パワー」ニナ・メンケス監督 ニナ・メンケスなるアメリカの映画監督のことは、これまで寡聞にして知らなかった。プレス資料によると、商業主義とは一線を画した妥協のない映画づくりを続けている女性監督で、ニューヨーク・タイムズからは「映画の魔女」と呼ばれて […]
2024年5月2日 / 最終更新日時 : 2024年5月2日 vicFuji_ws_h31 ミッドナイトレビュー 第246夜「青春18×2 君へと続く道」藤井道人監督 社会派から娯楽大作まで、幅広い作品で今や日本を代表する若手映画人の藤井道人監督は、祖父が台湾出身というルーツを持つ。その事実を知ったのは27歳になってからだったと、2014年8月にインタビュー取材をしたとき、当時28歳 […]